保育園とは

保育園の役割

保育園の役割

保育士は、その専門性を生かして、子どもを心と体の両面から受け止め、支え、そして子どもたちが日々伸びていこうとする芽を見守り、援助していく役割があります。

また、保護者のみなさまに保育園での子どもたちの成長を伝えることで、共に喜び合い、育み、働くお母さん、お父さんに代わって、子どもが安心して生活できる場所、環境作りをしています。

保育園という集団生活の中で、先生に見守られながら、友達という仲間を知り、自分を出してのびのびと育ってほしいと願っています。

保育園ってどんな所?

保育園には、厚生労働省家庭局で定められている、保育所保育指針というものがあります。

  • 心身の健康に関する領域である「環境」
  • 人とのかかわりに関する領域である「人間関係」
  • 身近な環境とのかかわりに関する領域である「環境」
  • 言葉の獲得に関する領域である「言葉」
  • 感性と表現にかんする領域である「表現」

の5領域にわかれて、それぞれ細かくねらいと内容が示されています。

保育園では、その内容を参考にしながら、今現在の子どもたちの様子も踏まえて、保育案を月・週に分けて立てています。季節感を大切にして、四季を感じられるように工夫し、また年齢に合わせての遊び、製作が楽しく行えるように計画しています。

例えば、保育園で戸外遊び

  • すきなおもちゃを選び、自由に遊ぶことができる「環境」
  • 乾いた砂を湿らせ、お城が作れた「表現」
  • シャベルの取り合いになるが、自分たちで納得いくように解決できる「人間関係・言葉」
  • 戸外遊び後、手洗い・うがいをする「健康」

保育園という同じ世代の子どもたちの集団の中で、個々の子どもたちの自主性が育つように、見守りながら、必要なときに適切な援助をしていくことが、育ちになっていくと考えています。

お散歩

お天気の良い日には、製作も楽しいけれど、戸外遊びが一番。
園庭のほか、保育園の近くにはたくさんの公園があります。木々の下で休息をとりながら、虫や植物と触れ合い、園庭では経験できないことを味わい楽しみます。

お散歩の醍醐味といえば、いつもと違う場所で遊べることはもちろんのこと、行き帰りの様々な出会いも楽しみの一つです。近くに住んでいる方々が、お花を下さったり、声を掛けてくださったり・・・。
子どもたちの目の高さで見る景色はとても広く、楽しい発見の連続でもあります。

休園日

日曜日・及び祝祭日と12月29日~1月3日までが、休園日となります。
また、災害・伝染病・その他これに類する止むを得ない事情がある時は、必要最少限度の期間を休園することがあります。

保育時間

平日 午前8時30分~16時30分
土曜日 午前8時30分~12時30分

時間外延長保育

勤務時間や家庭の都合で、時間外の延長保育を希望する方は、通勤時間を考慮して下記の時間で希望にお応えしています。

午前 午後
平日 7時00分~8時30分 4時30分~7時00分
土曜日 7時00分~8時30分 12時30分~4時30分

慣らし保育

入園当初、お子さんが園生活に無理なく入れるように、保育時間を短縮して徐々に鳴らして保育を行いますので、ご協力をお願いします。

日程については、最初の3日間が10時降園、3日間づつ12時・3時・4時となっておりますが、お子さんの個人差などにより、若干変更する場合もあります。

お給食

月曜日から土曜日まで、毎日が完全給食になっております。

お給食のこんなことに気を付けています

  • 毎日の献立は、栄養のバランスをよく考慮し、色彩・盛り付けを工夫することで、子どもの食べる意欲につながる  献立作りをしています。また、食べ物アレルギーへの対応も、ご家庭と相談しながら進めていきます。
  • 乳製品は発育上欠くことのできないものなので、チーズ・スキムミルク等を多く取り入れるようにしています。
  • 味付けは薄味を心がけています。
  • 刺激の強い香辛料は使用していません。
  • 行事食を多く取り入れ、普通の給食とは違う雰囲気作りをしています。また、日本古来の文化も食べ物を通して伝えられていくように心がけています。
  • 温かいうちに食べられるように、時間を考えて調理しています。
  • 化学調味料は使わず、出汁は鰹節、昆布、干ししいたけなど、全て自然のものからとっています。

園と家庭の連絡

  • 引っ越しなど家庭の事情が変わったときは、すぐに園までお知らせください。
    (住所・電話番号・勤務先など)
  • 原則的には、保育園での与薬は致しません。医療機関にかかる場合は、保育園に通園していることを伝え、保育園で 投薬しないですむ方法をご配慮いただいて下さい。
    (例 1日2回の処方ですむ薬にする。もしくは、1日3回でも、2回目が保育園から帰った時点、3回目が寝る前 に服用など、ご指導を頂いてください。)
    止むを得ず、薬を飲ませなければならない時に限り、与薬票に記入し、1回分のみ持参して担任(職員)に手渡すようにして下さい。※記入漏れや職員に手渡しをされていない場合は飲ませられません
  • 連絡帳は、園と家庭を結ぶものです。小さなことでも構いませんので、お子さんの様子、あった出来事などを記入して下さい。
  • 欠席や遅刻の場合の連絡は、原則9時までにして下さい。(給食の準備などの関係です)
  • お迎えが遅くなる時や、早くなる時、またお迎えの人が変わる時は、必ず連絡をして下さい。お便り帳に記入して頂 いても構いません。
    ※お迎えは、中学生以上とさせていただきます。(誘拐などの危険防止からもご協力をお願い致します。)
  • 連絡事項は、掲示板・登退園簿でお知らせしますので、毎日見るように心がけて下さい。また、期日のあるものは、 注意してお守りください。
  • 月に1度、園便り・献立表・クラス便りが配布されます。良く目を通して下さい。

午睡

  • 保育園では、12時間の長時間保育を行っていますので、元気に活動する午前中に対して、昼食後の休息は子どもたちにとって、必要な生活のリズムとなります。
    0~4歳は年間を通して、5歳児は4月~12月まで午睡をします。
  • お布団は、1年ごとに新しくなります。掛け布団カバー・敷布団カバーをご家庭でご用意下さい。
    (週に1回、家に持ち帰り、洗濯をしてください)
  • パジャマを着て、午睡をします。季節や汗の状態により、週に何回か取り替えてお持ちください。
    また、パジャマ袋をご用意ください。
  • 隔月に1度、布団乾燥を行っています。